PHP8系へのアップデートが重要な理由
このPHPが古いままだと、安全性・表示速度・安定性に直接影響するため、定期的なアップデートが必要です。
とくに2024年以降のWordPressはPHP8系以上が推奨要件となっており、今後はさらに依存が強まっていきます。
PHP8にアップデートすべき3つの理由
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セキュリティを守るため(最重要)
古いPHPバージョンはすでにサポートが終了しており、不正アクセスなどのリスクが高くなります。
サーバー会社もPHP8を標準に移行しているため、安全にサイトを運営するならアップデートは必須です。 -
表示速度が改善される
PHP8は旧バージョンと比べて 処理速度が大きく向上しています。
そのため、- ページ表示が速くなる
- サイト全体が軽くなる
- Google評価(SEO)で有利になる
といったメリットがあります。
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WordPress本体やプラグインとの相性が良くなる
WordPressは今後、PHP8以上の環境を前提としてアップデートされていきます。
古いPHPのままだと、- プラグインが更新できない
- テーマが動かなくなる
- エラーが出る
など、トラブルが起こる可能性が高くなります。
PHP8へアップデートする際の注意点
1. 古いテーマ・古いプラグインは不具合が出る場合がある
特に、
- 5年以上更新されていないテーマ
- 制作会社がすでにサポートを終了したテーマ
- メンテナンスされていないプラグイン
これらを使っている場合は要注意です。
PHP8にすると一部の機能が動かなくなるケースがあります。
2. フォームやカスタム投稿など、一部機能が動かなくなる可能性
お問い合わせフォームや、独自に作り込まれた機能などは、PHPのバージョン変更で動作が変わる場合があります。
とくに、
- Contact Form 7
- MW WP Form
- カスタム投稿タイプ(CPT UI)
- カスタムフィールド(ACF)
などは相性の問題が起きることがあります。
アップデート前のテストが重要になります。
SMILEWORKSのPHPアップデート方法
以下は、SMILEWORKSが実際にクライアントサイトで行っている安全なPHPバージョンアップ手順です。
「自分でやるのは不安…」という方は、参考にしてください。
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① 本番サイトのコピーを作り、テスト環境を作成する
本番サイトを直接アップデートするのは大変危険です。
まずはテスト用サイト(ステージング環境)を作成し、そこで事前検証します。
この時点で画面真っ白になるサイトも多く、PHP8適合のハードルが上がっています。 -
② テーマ・プラグインを最新バージョンへ更新
PHP8対応が進んでいるため、まずはWordPress全体を最新状態にします。
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③ テスト環境でPHP8に切り替えて動作確認
以下を重点的にチェックします。
- トップページの表示
- ブログ記事の閲覧
- お問い合わせフォームが正常に送信できるか
- 管理画面の操作
- カスタム投稿タイプの表示
- 画像のアップロード
不具合があれば、テーマやプラグインの更新・修正を行います。
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④ 本番サイトにてPHP8へ切り替える
テスト環境で問題がないことを確認したら、同じ手順で本番サイトのPHPを8系へ切り替えます。
作業は深夜〜早朝に実行し、作業前には必ずバックアップを取ります。 -
⑤ 切り替え後にサイト全体を再チェック
本番環境に切り替えたあと、再度ページを全て巡回し、正常に表示されているか確認します。
必要に応じて細かな修正も行います。
まとめ:PHP8へのアップデートは「安全に続けるための標準作業」
PHP8へのアップデートは、ただ新しくするのではなく、
- サイトの安全性を保つ
- 表示速度を上げる
- 今後のWordPressアップデートに備える
ために欠かせない作業です。
しかし、テーマやプラグインの相性によって突然エラーが出る可能性もあるため、専門家のサポートを受けると安心です。
「アップデートが必要かどうか診断したい」という方へ
SMILEWORKSでは、
- PHPバージョン
- テーマのサポート状況
- プラグインの安全性
- WordPress本体の更新状況
- サーバーの適正設定
などを総合的にチェックし、安全にPHP8へ移行できるか無料で診断しています。
